銚子市立総合病院:休止問題 リコール住民投票、市長「失職しても出馬」 /千葉
◇辞職せず
銚子市立病院の診療休止問題を巡り、市民団体「何とかしよう銚子市政・市民の会」(茂木薫代表)が岡野俊昭市長のリコール(解職請求)を求めている問題で、岡野市長は29日の定例会見で「リコールによる住民投票で失職した場合でも、出直し市長選に出馬する」と語った。
岡野市長は同会が収集した署名(有効分2万3463人)のうち約6000人分について、「印影の不鮮明などで無効」と主張し、弁護士11人を代理人として異議を申し出ている。市選管が2月5日までに審査して改めて確定署名数を発表する。
岡野市長は「今、辞職することは市政に停滞と混乱を生じさせ、市長としての責務の放棄になる」と現段階で辞職する考えのないことを強調。住民投票について「混乱するだけで、得る物は何もない」と述べた。【新沼章】
毎日新聞 2009年1月30日 地方版
2009年1月30日金曜日
デンタルサポートグループが銚子市立病院の指定管理者に応募
デンタルサポートグループが銚子市立病院の指定管理者に応募2009年1月29日 (木)医科歯科通信
デンタルサポート株式会社(千葉県千葉市 代表取締役社長:寒竹郁夫)のグループの医療法人社団 郁栄会(本部:千葉県千葉市)が、休止中の銚子市立病院の指定管理者に応募することとなった。
銚子市が同病院の再開を目指し、運営を委ねる指管理者を募集していたが、1月15日まで応募がなかった。再募集をするに際して、病院経営実績がなくとも応募できるように要件を緩和した。
そこで、デンタルサポートが経営に名乗りを上げることになった。デンタルサポートは、グループ内に6つの歯科の医療法人(19医院)をもち、訪問歯科診療サポート事業をメインに展開しているが、今年1月には、傘下におさめた医療法人社団誠知会(所在地:東京都大田区 理事長:渡邉周)がある。
誠知会は既報のとおり、「ひだまりクリニック(内科)」の他に、「訪問看護ステーションひだまり」「ホームヘルプサービスひだまり」による訪問介護事業、居宅支援事業を行っており、東京都大田区の委託事業である「地域包括支援センター」の役割を担っている。
デンタルサポート株式会社(千葉県千葉市 代表取締役社長:寒竹郁夫)のグループの医療法人社団 郁栄会(本部:千葉県千葉市)が、休止中の銚子市立病院の指定管理者に応募することとなった。
銚子市が同病院の再開を目指し、運営を委ねる指管理者を募集していたが、1月15日まで応募がなかった。再募集をするに際して、病院経営実績がなくとも応募できるように要件を緩和した。
そこで、デンタルサポートが経営に名乗りを上げることになった。デンタルサポートは、グループ内に6つの歯科の医療法人(19医院)をもち、訪問歯科診療サポート事業をメインに展開しているが、今年1月には、傘下におさめた医療法人社団誠知会(所在地:東京都大田区 理事長:渡邉周)がある。
誠知会は既報のとおり、「ひだまりクリニック(内科)」の他に、「訪問看護ステーションひだまり」「ホームヘルプサービスひだまり」による訪問介護事業、居宅支援事業を行っており、東京都大田区の委託事業である「地域包括支援センター」の役割を担っている。
2009年1月29日木曜日
2009年1月28日水曜日
市長の異議申請に対するコメント
市長の異議申請に対するコメント
2009年1月26日
「何とかしよう銚子市政」市民の会
代表 茂木 薫
岡野市長は、1月26日約6000人にも及ぶ「リコール署名」に対する異議申
請を提出した。
この事は、年度途中に何が何でも休止しなければならない根拠(「残る医者は
ー人もいない」ではなく医者はいた、財政は「風前のともし火」ではなく50億
円の黒宇だった等々)が完全に崩れた事による最後のあがきといえる。みっと
もない醜態をさらしている。
「リコールは病院再開への妨げになっている、理不尽」(岡野市長)と、また
も病院再開ができない事を他人のせいにしている。自らの能力のなさとウソの
説明により医療スタッフを全員解雇した事が「病院再開への妨げ」になってい
る真の原因なのに、これ程市民を愚弄した表現はない。市長の言う「早期再開」
とは、そもそも「市立病院の存在意義は何だったのか」「市民にとって公的医療
の役割とはどの様な事だったのか」という考え方がない。リコール妨害のため
と病院休止に伴う莫大な財政支出から起債の許可を得るために「早期再開」を
言っているに過ぎない。まさに自己保身そのものである。
リコール請求代表者と受任者は、市民の意思表示の場所を「リコール署名」
という形で提供し、民意を表す手伝いをしたに過ぎない。意思を明確にした市
民を説得するだけの能力がないから、正確には市民にウソを見抜かれているか
ら権力で押さえつけるしかない。これが今回の異議申請だし独裁者の手法だ。
「弁護士と相談」(岡野市長)している今回の異議申請は、選管の決定が変わ
らない事を想定して「リコール無効」の訴訟を準備しての事だろう。問題は、
解職投票(住民投票)の中止を求める「仮処分申請」(通常はその様にする)を
準備している事だ。裁判所が認めれば解職投票(住民投票)は延期され、市長
の椅子に居座る事が出来ると考えているようだ。そこまで権力にこだわる何か
特別な事があるとしか思えない。しかし、裁判所は岡山県津山市のように選管
の決定を重視して「棄却」する事になると思われる。
民意は市長の退陣である。新しい市長の下で病院再開の努力を望んでいる。
私たちは、2月上旬に開催するリコール報告集会と各地区説明会を通じて、正確
な事実を知らせたいと考えている。解職投票(住民投票)まで全力で戦う。
2009年1月26日
「何とかしよう銚子市政」市民の会
代表 茂木 薫
岡野市長は、1月26日約6000人にも及ぶ「リコール署名」に対する異議申
請を提出した。
この事は、年度途中に何が何でも休止しなければならない根拠(「残る医者は
ー人もいない」ではなく医者はいた、財政は「風前のともし火」ではなく50億
円の黒宇だった等々)が完全に崩れた事による最後のあがきといえる。みっと
もない醜態をさらしている。
「リコールは病院再開への妨げになっている、理不尽」(岡野市長)と、また
も病院再開ができない事を他人のせいにしている。自らの能力のなさとウソの
説明により医療スタッフを全員解雇した事が「病院再開への妨げ」になってい
る真の原因なのに、これ程市民を愚弄した表現はない。市長の言う「早期再開」
とは、そもそも「市立病院の存在意義は何だったのか」「市民にとって公的医療
の役割とはどの様な事だったのか」という考え方がない。リコール妨害のため
と病院休止に伴う莫大な財政支出から起債の許可を得るために「早期再開」を
言っているに過ぎない。まさに自己保身そのものである。
リコール請求代表者と受任者は、市民の意思表示の場所を「リコール署名」
という形で提供し、民意を表す手伝いをしたに過ぎない。意思を明確にした市
民を説得するだけの能力がないから、正確には市民にウソを見抜かれているか
ら権力で押さえつけるしかない。これが今回の異議申請だし独裁者の手法だ。
「弁護士と相談」(岡野市長)している今回の異議申請は、選管の決定が変わ
らない事を想定して「リコール無効」の訴訟を準備しての事だろう。問題は、
解職投票(住民投票)の中止を求める「仮処分申請」(通常はその様にする)を
準備している事だ。裁判所が認めれば解職投票(住民投票)は延期され、市長
の椅子に居座る事が出来ると考えているようだ。そこまで権力にこだわる何か
特別な事があるとしか思えない。しかし、裁判所は岡山県津山市のように選管
の決定を重視して「棄却」する事になると思われる。
民意は市長の退陣である。新しい市長の下で病院再開の努力を望んでいる。
私たちは、2月上旬に開催するリコール報告集会と各地区説明会を通じて、正確
な事実を知らせたいと考えている。解職投票(住民投票)まで全力で戦う。
デンタルサポート傘下の郁栄会、銚子市立病院の指定管理者に応募(日経新聞)
デンタルサポート傘下の郁栄会、銚子市立病院の指定管理者に応募(日経新聞)
訪問歯科診療支援サービスを手がけるデンタルサポート(千葉市、寒竹郁夫社長)グループの医療法人社団郁栄会(同、川島孝治理事長)が、銚子市立総合病院の指定管理者に応募することが27日分かった。銚子市が指定管理者を再募集するに当たり病院経営の実績がなくても応募できるよう要件を緩和したため、同病院の経営に名乗りを上げることを決めた。 デンタルサポート傘下の郁栄会は、再募集の応募締め切り日である2月13日までに事業計画案を作成し、正式に応募する。病院再開後の診療科目は内科、外科、整形外科からスタート。その後に小児科など順次科目を増やす。同時に入院を伴う「二次救急医療」の受け入れ態勢も整える。病床数は50床から始め、最大で200床にまで段階的に引き上げていく考えだ。これに伴い、すでに医院長候補を決定。必要な医師の確保も進めているという。
訪問歯科診療支援サービスを手がけるデンタルサポート(千葉市、寒竹郁夫社長)グループの医療法人社団郁栄会(同、川島孝治理事長)が、銚子市立総合病院の指定管理者に応募することが27日分かった。銚子市が指定管理者を再募集するに当たり病院経営の実績がなくても応募できるよう要件を緩和したため、同病院の経営に名乗りを上げることを決めた。 デンタルサポート傘下の郁栄会は、再募集の応募締め切り日である2月13日までに事業計画案を作成し、正式に応募する。病院再開後の診療科目は内科、外科、整形外科からスタート。その後に小児科など順次科目を増やす。同時に入院を伴う「二次救急医療」の受け入れ態勢も整える。病床数は50床から始め、最大で200床にまで段階的に引き上げていく考えだ。これに伴い、すでに医院長候補を決定。必要な医師の確保も進めているという。
2009年1月27日火曜日
『民意は退陣にある』東京新聞
銚子市長が署名に異議 『民意は退陣にある』 市立病院休止リコール向け 市民団体が抗議
2009年1月27日
銚子市立総合病院を選挙公約に反して休止したとして、岡野俊昭市長のリコール(解職請求)に向け署名を提出した市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」は二十六日、市内で会見し、市長が署名約六千人分について異議を申し出たことに対し、「休止の根拠が崩れたことによる最後のあがきだ。民意は市長の退陣にある。私たちは住民投票まで全力で闘う」と強く抗議した。
また、同会の茂木薫代表は「署名を集めた人からは怒りの声が寄せられている。『苦労して集めた気持ちが踏みにじられた』との思いがあるようだ」と述べた。
同会は来月上旬に集会を開き、住民投票に向けて広く市民に支持を訴えるという。
同会はリコールの署名を集めて選管に提出。選管は本請求が可能な約二万三千五百人分が有効と発表していた。選管は再審査し、来月五日までに結論を出す。 (宮崎仁美)
2009年1月27日
銚子市立総合病院を選挙公約に反して休止したとして、岡野俊昭市長のリコール(解職請求)に向け署名を提出した市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」は二十六日、市内で会見し、市長が署名約六千人分について異議を申し出たことに対し、「休止の根拠が崩れたことによる最後のあがきだ。民意は市長の退陣にある。私たちは住民投票まで全力で闘う」と強く抗議した。
また、同会の茂木薫代表は「署名を集めた人からは怒りの声が寄せられている。『苦労して集めた気持ちが踏みにじられた』との思いがあるようだ」と述べた。
同会は来月上旬に集会を開き、住民投票に向けて広く市民に支持を訴えるという。
同会はリコールの署名を集めて選管に提出。選管は本請求が可能な約二万三千五百人分が有効と発表していた。選管は再審査し、来月五日までに結論を出す。 (宮崎仁美)
2009年1月25日日曜日
異議申し出についての市長コメント
異議申し出についての市長コメント
銚子市長岡野俊昭 平成21年1月22日
本日、地方自治法第74条の2第4項の規定により、銚子市選挙管理委員会委員長に異議申出書を提出しました。
再三申し上げているとおり、この度のリコールでは病院再開という道筋は見えてきません。
現在、公設民営での病院再開の重要な局面を迎え、まさに最優先に取り組んでいる最中(さなか)にあって、この時期のリコールは病院再開への妨げとなっている事実も生じており、私としては理不尽であると考えております。
また、市民の方々からも同様の支持の声が寄せられております。このような状況において、今回の異議申し出は、弁護士とも十分協議した結果、リコールに対する自らの意志を明らかにできる法的手段として、敢えて選択したものであります。
銚子市長岡野俊昭 平成21年1月22日
本日、地方自治法第74条の2第4項の規定により、銚子市選挙管理委員会委員長に異議申出書を提出しました。
再三申し上げているとおり、この度のリコールでは病院再開という道筋は見えてきません。
現在、公設民営での病院再開の重要な局面を迎え、まさに最優先に取り組んでいる最中(さなか)にあって、この時期のリコールは病院再開への妨げとなっている事実も生じており、私としては理不尽であると考えております。
また、市民の方々からも同様の支持の声が寄せられております。このような状況において、今回の異議申し出は、弁護士とも十分協議した結果、リコールに対する自らの意志を明らかにできる法的手段として、敢えて選択したものであります。
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