2009年1月28日水曜日

市長の異議申請に対するコメント

         市長の異議申請に対するコメント
                          2009年1月26日
                 「何とかしよう銚子市政」市民の会
                   代表   茂木 薫

 岡野市長は、1月26日約6000人にも及ぶ「リコール署名」に対する異議申
請を提出した。

 この事は、年度途中に何が何でも休止しなければならない根拠(「残る医者は
ー人もいない」ではなく医者はいた、財政は「風前のともし火」ではなく50億
円の黒宇だった等々)が完全に崩れた事による最後のあがきといえる。みっと
もない醜態をさらしている。

  「リコールは病院再開への妨げになっている、理不尽」(岡野市長)と、また
も病院再開ができない事を他人のせいにしている。自らの能力のなさとウソの
説明により医療スタッフを全員解雇した事が「病院再開への妨げ」になってい
る真の原因なのに、これ程市民を愚弄した表現はない。市長の言う「早期再開」
とは、そもそも「市立病院の存在意義は何だったのか」「市民にとって公的医療
の役割とはどの様な事だったのか」という考え方がない。リコール妨害のため
と病院休止に伴う莫大な財政支出から起債の許可を得るために「早期再開」を
言っているに過ぎない。まさに自己保身そのものである。

 リコール請求代表者と受任者は、市民の意思表示の場所を「リコール署名」
という形で提供し、民意を表す手伝いをしたに過ぎない。意思を明確にした市
民を説得するだけの能力がないから、正確には市民にウソを見抜かれているか
ら権力で押さえつけるしかない。これが今回の異議申請だし独裁者の手法だ。

  「弁護士と相談」(岡野市長)している今回の異議申請は、選管の決定が変わ
らない事を想定して「リコール無効」の訴訟を準備しての事だろう。問題は、
解職投票(住民投票)の中止を求める「仮処分申請」(通常はその様にする)を
準備している事だ。裁判所が認めれば解職投票(住民投票)は延期され、市長
の椅子に居座る事が出来ると考えているようだ。そこまで権力にこだわる何か
特別な事があるとしか思えない。しかし、裁判所は岡山県津山市のように選管
の決定を重視して「棄却」する事になると思われる。

 民意は市長の退陣である。新しい市長の下で病院再開の努力を望んでいる。
私たちは、2月上旬に開催するリコール報告集会と各地区説明会を通じて、正確
な事実を知らせたいと考えている。解職投票(住民投票)まで全力で戦う。

6 件のコメント:

イワシ さんのコメント...

お疲れ様です

> 私たちは、2月上旬に開催するリコール報告集会と各地区説明会を通じて、正確な事実を知らせたいと考えている。
★いつものようにしゃべりと文章ばかりじゃなく、ビジュアルにわかりやすい工夫をお願いしたいと思います

Unknown さんのコメント...

私が疑問に思うのは市議会の責任はどこにいったのか?です。休止案を可決したのは市議会です。それも無記名投票という姑息な手段で。自分たちの決定が正しいと言うのならなぜ正々堂々と記名式で投票しなかったのか?
誰が休止案に賛成したか、誰が反対したかわかりません。批判をかわす目的で無記名投票。これこそ市民への裏切りだと思います。

しかし現実は市議会は責められず、岡野市長が責められています。ここが私が納得いかない理由です。責められるべきは市議会と岡野市長ではないのでしょうか?

市議会は25人で13対12で可決したから12人は責められるべきでは無いと言う人もいます。しかし、私は連帯責任を負うべきだと思います。岡野市長のみリコール運動している「何とかしよう銚子市政」市民の会には賛同出来ず署名は拒否させて頂きました。それと岡野市長、市議会共に選んだのは市民です。市民にも責任あると思う。私は岡野市長には投票しませんでした。投票しなかったから私には責任無いとは言いません。岡野市長と姑息な市議会を選んでしまった連帯責任あると思う。

私のように岡野市長リコールしたいのだけど岡野市長のみリコール対象としている運動には賛同できない人は他にもいるはずですよ。ここのところを良く考えてください。
このままのリコール運動なら住民投票はリコール反対に投票します。

masa さんのコメント...

茂木会長より下記コメント貰いました。

物事には、順序というものが有ります。
病院の維持を表明し、5日後には休止宣言をしたのは、岡野市長です。議会の議決に当たり「ぶた肉」を持参し、賛成する様に行動したのは、岡野市長です。病院継続の要望書を「単なる儀式」としてはねつけたのは岡野市長です。市民病院設立の申し入れに対し事実上拒否したのは、岡野市長です。「あり方検討委員会」で「大人の判断ではない」と指摘されたのは、岡野市長です。岡野市長にこそ本問題発生の第一義的責任があると考えます。
 リコールは、制度上一名を対象としてのみ可能です。ですから第一義的責任者として岡野市長のみをリコールとしたわけです。
 当会の市民説明会にご出席されなかったようですので、休止案賛成議員に対する市民の批判は、ご存じ無いようですが、それは厳しいものでした。
 私は、議会に対する批判も十分に理解しています。市長と議会を一緒にすると言うことには同意できません。各自別々に、それぞれの職責に応じて市民に対して責任があると考えます。また選んだ市民にも責任があるとして「自分たちの責任を棚上げして、市長、議会を批判するんじゃない」と言った論調に行きやすい議論には組しません。だまされたあなたが悪いと言った詐欺師を弁解することはできません。責任は、各自が自己の行動を判断して行うべきであり、連帯責任は理解できません。「他にもいるはず」として自己の判断を正当化せず、自分の判断はそれ自体有意義なものとして主張して下さい。
 また、リコールは、市民各人の権利でもあります。その気持ちがありましたなら、あなたも議会のリコールを主張し運動ができます。私は、市民の一方の意見を代弁したと考えています。他方の意見を代弁する市民が一人でも多く出ることを期待しております。

Unknown さんのコメント...

リコールには議会の解散請求もあります。議会への批判も理解しながらなぜ議会の解散請求をやらなかったのでしょうか?

解職請求と議会の解散請求を同時におこなっていれば、私は今回のリコールには賛成していたのです。なぜ議会の解散請求はやらなかったのでしょうか?ここのところをはっきりさせてもらわないと 「何とかしよう銚子市政」市民の会の運動には賛同出来ません。

それと今回のリコール運動が民意に受け入れられ、岡野市長が失職したとします。当然出直し市長選が行われます。誰が立候補するか把握しているんでしょうね。リコール運動だけやって後は知らん振りなんて無責任は事はありませんよね?

現時点での私の考えはリコール反対に投票します。民意により岡野市長失職した場合、岡野市長は立候補するそうですが、私は岡野市長には投票しません。他の候補者に投票したい。ただ問題なのは誰が立候補してくるか?です。

masa さんのコメント...

>解職請求と議会の解散請求を同時におこなっていれば

リコールを同時に2つすることは、制度上同時にできないと判断されたと聞いております。

また、もし仮に同時に解職請求起きた時は、市政にかなりの混乱が生じると思います。

>誰が立候補するか把握しているんでしょうね

立候補予定者を市長にするためにリコールに踏み切った訳ではありません。岡野さんがあまりにも能力に問題のあるため、やむを得ずリコールに踏み切ったのです。これ以上に判断ミスを避けたいが為です。ご理解頂けませんでしょうか?

greenwich1975 様が、市議会に対して怒ってらっしゃるのは、よくわかりましたので是非、市議会の解散請求に踏み切っていただきたいと思います。よろしくお願いします。

イワシ さんのコメント...

greenwich1975さんが議会解散の直接請求に踏み切ると言うなら、僕も協力しますよ。
ただ、岡野市長リコールよりはるかに困難であり、いろんな意味ですさまじい妨害を受けるのを覚悟する必要があると思います。
本気で取り組もうとお考えでしたら、ブログ「銚子の話題」から、僕宛にメールください。